富士山ふもとの湖畔キャンプ場
2025年9月15日(月)、静岡県富士宮市にある田貫湖キャンプ場に2泊3日のソロキャンプに行ってきました。
田貫湖キャンプ場は標高650mにある田貫湖の湖畔に立地するキャンプ場です。
農業用水を確保するためにつくられた田貫湖は東西1km、南北0.5km、周囲3.3kmの人造湖です。
キャンプ場の東には雄大な富士山を望むことができます。
田貫湖には富士山頂から朝日が昇るダイヤモンド富士が見られるスポットがあります。
朝日が光輝く様子が湖面にも映し出されることからダブルダイヤモンド富士とも言われています。
いつでも見られるわけではないですがそんな貴重な体験もできるキャンプ場です。
それでは実際に田貫湖キャンプ場を利用して感じた魅力と注意点について紹介していきますのでぜひ最後までお付き合いください。
キャンプ場ぶらり散策
サイト

サイトはAサイトとBサイトの2つのエリアがあります。
いずれも区画なしのフリーサイトです。
車の乗り入れはできません。
荷物は駐車場からサイトまで運ぶ必要がありますがリヤカーを利用すれば運搬は容易でした。
地面は主に芝生なのでペグ打ちは簡単です。
Aサイトからは富士山が見えますがBサイトは木々が邪魔して富士山がほとんど見えません。
管理棟
管理棟ではチェックインなどの手続きや併設された売店で買い物ができます。
こじんまりとした軽食屋さんもあるので食事もできます。
売店では薪、炭、お菓子、アルコール、冷凍食品など一通りのものが販売されています。
水場
【炊事場】
AサイトとBサイトに1棟ずつあります。
水道のみで給湯器などはないのでお湯は出ません。
灰捨て場もこちらです。
【トイレ】
Aサイト、Bサイト、キャンプ場入口の3か所にあります。
いずれも男女別々です。
男性用は和式1つと洋式2つでした。
洋式はウォシュレット機能付きです。
【シャワー】
AサイトとBサイトに1棟ずつあります。
1棟に3つのシャワールームがあり料金は200円/5分です。
シャンプーなどはありません。
田貫湖キャンプ場の魅力
魅力① 湖と富士山のロケーション
湖の静かで穏やかな水面と雄大でダイナミックな富士山。
この対照的な組み合わせを一望できる景色がとても魅力的でした。
本栖湖や精進湖から眺める富士山もよかったけど田貫湖も負けず劣らず素晴らしいロケーションでした。
魅力② 釣りやサイクリングが楽しめる
田貫湖では有料で魚釣りやサイクリングが楽しめます。
釣り人の多くは地元の方のようでした。
湖畔に腰を下ろして静かに糸を垂らす姿はどこか風情があってよかったです。
サイクリングは3.3Kmある田貫湖の外周を自転車で走行できるアクティビティです。
子供用の自転車もあるので家族みんなで楽しめます。
その他にボート遊びやE-BIKE(電動アシスト自転車)によるサイクリングも楽しめます。
田貫湖キャンプ場の注意点
注意① 傾斜のあるサイト
Aサイトは傾斜が多いためテントを設営する際は場所選びに注意が必要です。
傾斜にテントを設営してしまうと何をするにも不便でストレスの原因になります。
フリーサイトなので設営の場所取りは早い者勝ちです。
特に富士山が見えるAサイトは人気ですし土日の連休となれば多くの利用者が訪れます。
よい条件の場所から先に埋まってしまうので早めのチェックインをおすすめします。
注意② 外国人利用者が多い
これは注意というよりも気になる人は気になると思うので念のための情報共有です。
理由は分かりませんが外国人の利用者がとても多かったです。
筆者が訪れた日に限ったことではなく普段からその傾向にあるようです。
この日のAサイトは管理棟に近い一画に外国人利用者が何組か集まっていました。
サイトは日本人と外国人でエリアの住みわけみたいなものができていました。
雰囲気的に日本人の筆者は外国人利用者がいるエリアに入って行きずらかったです。
迷惑行為などがあったわけではないので気にならない人は特に問題はありません。
注意③ 防犯対策は必須
田貫湖キャンプ場は利用者以外に一般の方も入場できます。
外部から誰でも入場できてしまうので防犯対策は必須です。
この日も釣りや散歩を目的に一般の方がキャンプ場に訪れていました。
トイレやシャワーなど一時的にテントを離れる際も貴重品は必ず身に着けるようにしましょう。
ちなみに筆者はテントにいたところを宗教団体の関係者らしき人物から勧誘をうけました。
まとめ
魅力② 釣りやサイクリングが楽しめる
注意① 傾斜のあるサイト
注意② 外国人利用者が多い
注意③ 防犯対策は必須
田貫湖キャンプ場はファミリーやグループに適したキャンプ場という印象でした。
特にAサイトは賑やかな雰囲気なので皆でワイワイと楽しみたい人におすすめです。
逆にBサイトは穴場かもしれません。
富士山は見えませんがAサイトに比べて利用者が少なく静かで落ち着いた雰囲気があります。
こじんまりしたサイトもいくつかあったのでソロの方はBサイトの方が適しているかもしれません。
田貫湖は季節ごとに桜や紅葉などが楽しめるほか6月下旬から7月上旬にかけてはゲンジボタルが湖畔で見られるそうです。
四季折々で違った顔を見せてくれる田貫湖キャンプ場は違う時期にもう一度訪れたいと思わせるキャンプ場でした。
補足
キャンプ費用内訳(交通費除く)
項目 | 費用 | 備考 |
宿泊料金 | 8,400円 | 4,700円(1泊目)+3,700円(2泊目) |
薪料金 | 1,400円 | 針葉樹×1束 広葉樹×1束 |
食費 | 9,106円 | 2日分 |
その他 | 990円 | 日帰り温泉(花の湯) |
合計金額 | 19,896円 |
周辺施設
種別 | 名称 | 所要時間 | 備考 |
スーパー | スーパーぎんこう | 車14分 | |
スーパー | オギノ | 車23分 | |
コンビニ | セブンイレブン | 車10分 | |
温泉施設 | あさぎり温泉 風の湯 | 車12分 | |
温泉施設 | 富士山 天母の湯 | 車20分 | |
温泉施設 | 富獄温泉 花の湯 | 車23分 |
フォトギャラリー
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(上段左)テント内から見た風景
(上段中)子供が喜びそうな遊具
(上段右)しっかり分別して捨てるべし
(中段左)ダイヤモンド富士のビュースポット
(中段中)何か用かニャ?
(中段右)帽子をかぶった富士山
(下段左)富士宮市といえばやきそば
(下段中)朝から焼肉
(下段右)癒やしタイム
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