のどかな里山で温泉キャンプ スノーピーク鹿沼

三度の飯よりキャンプが好き!カブライダーです。今回はアウトドア用品などでおなじみのスノーピークが運営するキャンプ場を紹介します。キャンプだけでなく温泉も楽しみたいキャンパーにおすすめです!

スノーピーク直営キャンプ場

2024年5月20日(月)、栃木県鹿沼市にあるスノーピーク鹿沼 Campfield & Spa(以下スノーピーク鹿沼)に1泊2日のソロキャンプに行ってきました。

林間サイトでソロキャンプ

こちらは日本を代表するアウトドア用品メーカーであるスノーピーク直営のキャンプ場です。

スノーピーク直営のキャンプ場は北は北海道から南は九州まで全国に12か所あります。

その中でもスノーピーク鹿沼は2024年4月にオープンしたばかりの新しいキャンプ場です。

スノーピークが手掛けた新しいキャンプ場がオープンしたという話題性もあってこの日は平日にも関わらず多くの人がキャンプ場に訪れていました。

ロケーションはのどかな里山。

ソロはもちろんファミリーやグループでも自然の中でゆったりとキャンプが楽しめる環境が整えられていました。

それでは実際にスノーピーク鹿沼を利用して感じた魅力と注意点について紹介していきますのでぜひ最後までお付き合いください。

キャンプ場ぶらり散策

サイト

サイト数は全部で91サイトあります。

サイトの種類と特徴は以下のとおりです。

種類 サイト数 地面 車横付け 備考
フリーサイト 67 ×
林間サイト 5 ×
電源付区画サイト 15 電源付
モバイルハウス住箱 4 屋内 電源・トイレ・冷暖房付

フリーサイトにはA・B・C・D・Gの5か所のエリアがあります。

広々としたAサイト

多くのサイトは視界が広く開けて開放的な場所が多かったです。

他のサイトに比べて一段高くなっているBエリアは見晴らしがいいのでおすすめです。

小高い場所にあるBサイト

林間サイトは敷地の奥まった場所にあって背の高い木々に囲まれています。

日陰で涼しく過ごしたい人や一人静かにキャンプしたい人におすすめです。

日陰が多い林間サイト

電気製品を使いたい人は電源サイトもしくは住箱が便利です。

住箱はトレーラーハウスのような建物です。

雨が降っても安心ですし冷暖房完備なので天候や季節を選ばず快適に過ごせそうです。

設備が整った住箱

管理棟

管理棟には温泉や売店が併設

管理棟の中には受付の他に売店、温泉施設、テイクアウト専門店、自販機コーナーが併設されています。

夏にうれしいアイス自販機もある

休憩スペースもあるのでお風呂上がりにくつろぐこともできます。

スタッフの方の対応も好印象でした。

水場

【サニタリー棟】
場内には2か所のサニタリー棟があります。

こちらは自販機のあるサニタリー棟

炊事場、トイレ、充電コーナーは2か所とも共通して設置されています。

キャンプ場奥のサニタリー棟でのみ洗濯室、シャワー、自販機が利用できます。

炊事場は温水が使えるので寒い時期でも安心です。

大きめのシンクが9台

生ゴミは生ゴミ専用のゴミ箱が設置されているので一般ゴミとは別です。

生ゴミ専用のゴミ箱

洗濯機とシャワーは無料で使えます。

洗濯機は2台完備

充電コーナーはコンセントを持参すればスマホなどの機器が充電できて便利です。

スマホの充電に便利

トイレは洋式水洗ウォシュレット機能付きです。

多目的トイレも完備されているところはさすがスノーピーク。

清掃が行き届いていて快適に使用できました。

広々とした個室トイレ

まるでホテルのような清潔さ

 

【温泉施設】
管理棟に併設されている温泉施設は10時から21時まで営業しています。

温泉施設の出入り口

地元の人も訪れるので休日は混み合うこともあるようです。

内湯と露天風呂は天然温泉を使用。

デッキスペースでは外気浴もできます。

料金は大人(12歳以上)一人700円。

シャンプーやボディソープは備え付けがあるので持参する必要はありません。

スノーピーク鹿沼の魅力

魅力① 温泉が最高

引用元:スノーピーク鹿沼ホームページ

管理棟に併設された温泉施設では天然温泉の露天風呂に入ることができます。

泉質は弱アルカリ性で別名「美肌の湯」と呼ばれるくらい肌を滑らかにしてくれる効果があるとのこと。

筆者も入った後はお肌がスベスベになりました。

温泉で体の芯まで温まったら外気浴でリラックス。

引用元:スノーピーク鹿沼ホームページ

これがやみつきになるくらい快適でした。

外気浴スペースにある備え付けのチェアやコットはもちろんスノーピーク製。

高品質のチェアに身をゆだねてゆっくりと火照った体を冷ます気持ちよさは格別でした。

ちなみに筆者は気持ち良すぎて見事に寝落ちしました(笑)

 

魅力② 充実した施設

場内には温泉だけでなく食事処もあるので手軽に食事をすませることができます。

特に場内の一角にある「上南摩そば 竜がい」は地元の方も訪れて賑わっていました。

引用元:スノーピーク鹿沼ホームページ

こちらで使用されているそば粉は上南摩地区の特産品であり幻と呼ばれるほど美味なのだそうです。

お店は上南摩地区の住民の方々と共同で運営されていて休日になれば行列ができるほどの人気店です。

ちなみに筆者が訪れたときは平日にも関わらず行列ができていました。

管理棟の中には売店とテイクアウト専門店があります。

売店では薪、氷、アルコール類の他にピザなどの冷凍食品も販売されていました。

広葉樹900円 針葉樹600円

もちろんスノーピークのキャンプグッズもずらりと並んでいました。

テイクアウト専門店のハンバーガーはとても食べごたえがあってボリューム満点。

口を大きく開けてワイルドにかぶりつくのがおすすめです。

定番のRokuバーガー

サニタリー棟には無料で使える洗濯機とシャワーの他に充電用のコンセントまで完備されてました。

キャンプメーカー直営なだけあってキャンパーの「あったらいいな」を満たしてくれる設備が整っている印象でした。

スノーピーク鹿沼の注意点

注意① ソロは割高感あり

サイト料金はシーズンなどで変動しますが一番安いフリーサイトでも一泊5,500円です。

この料金設定は人数に限らずソロでも一律です。

筆者のようなソロキャンパーは少し割高感を感じてしまいます。

逆に言えばグループやファミリーなど大人数で利用したほうがお得といえます。

キャンプ場によってはソロ割などでソロキャンパーに配慮した料金設定を設けているところもあります。

その点は今後に期待したいです。

 

注意② チェックイン方法

チェックインは13時になると受け付けが開始されます。

利用者は事前に待機列に並び時間になると先頭から順番にチェックインしていきます。

列で待機中にスタッフから利用したいサイトを尋ねられます。

これも先頭から順番に聞かれるので早く並んだ人ほど好きな場所を選べることになります。

場所にこだわる人はできるだけ早く待機列に並ぶことをおすすめします。

チェックイン開始まで列に並んで待機

またスノーピークの会員ランクによっても順番が変わります。

一般会員よりもランクの高いダイヤモンド会員の方が優先になります。

ちなみに勝手が分からず列に並ばないでウロウロしていた筆者は列の先頭を逃しました(泣)

 

まとめ

魅力① 温泉が最高
魅力② 充実した施設
注意① ソロは割高感あり
注意② チェックインの方法

スノーピーク鹿沼は施設が整っていて快適なキャンプを望む人にとってはおすすめのキャンプ場です。

電源サイトあり。食事処あり。天然温泉あり。

施設は清潔。スタッフの対応も好印象。

さすがはスノーピークといった充実ぶりでした。

老若男女を問わずユーザー層を選ばない間口の広さを感じました。

予約はスノーピーク鹿沼のホームページで受け付けています。

スノーピーク会員に登録する必要がありますが無料なので筆者は特に抵抗はありませんでした。

企業としては上場廃止になるなど逆風もありますが筆者は今後も日本のキャンプ業界を力強く牽引してくれることを期待しています。

 

補足

キャンプ費用内訳(交通費除く)

項目 費用 備考
宿泊料金 6,600円 林間サイト×1泊
薪料金 1,500円 広葉樹900円×1 針葉樹600円×1
食費 8,061円
その他 700円 温泉施設
合計金額 16,861円

 

周辺施設

種別 名称 所要時間 備考
スーパー ヨークベニマル鹿沼上殿町店 車13分
コンビニ セブンイレブン 車6分
温泉施設 スノーピーク鹿沼 徒歩1分~5分

 

フォトギャラリー

(上段左)バスの停留所もあってアクセスは◎
(上段中)ホタテとタコの刺し身
(上段右)林間サイトから見上げた景色
(中段左)スノーピーク製テントがずらり
(中段中)売店で購入したご当地ビール
(中段右)焚き火の後処理はこちら
(下段左)駐車場の一角にあるゴミ捨て場
(下段中)キャンプで一番好きな時間
(下段右)超絶美味!海鮮アヒージョ

スノーピーク鹿沼 Campfield & Spa
住所:〒322-0346 栃木県鹿沼市上南摩町字沢口1901
営業時間:9時~18時
定休日:水曜日
HP:https://www.snowpeak.co.jp/locations/kanuma/

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