武甲キャンプ場にやってきた!
2021年5月28日(金)、埼玉県秩父郡横瀬町にある武甲キャンプ場まで1泊2日のソロキャンプに行ってきました。
天気は晴れ。感染対策を万全にしたうえでのお一人様バイク1台です。
キャンプ場には林間サイトと河原サイトがありますが筆者が利用したのは河原サイトです。
いずれも区画サイトになっていて自分のスペースをしっかり確保したうえでキャンプを楽しめます。
河原サイトは砂利と石が多く硬い地面でした。
そのためテントやタープの設営時は頑丈なペグでないと曲がったり折れたりする可能性があります。
ちなみに筆者はスノーピークのソリッドステークを愛用しています。
耐久力が高い鋳鉄製で長さは30mmのものを使っています。
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サイトのすぐ隣を流れている横瀬川はとても透明度が高くてきれいでした。
こちらでは川遊びもできるので夏になったらお子さんと一緒に家族連れで利用するのもおすすめです。
武甲キャンプ場の魅力
魅力① 武甲温泉が併設
武甲キャンプ場の最大の魅力はキャンプ場に併設されている温泉施設です。
キャンプ場から歩いて2、3分で行けるアクセスのよさが魅力です。
利用料金も大人700円(土日祝は900円)とリーズナブル。
温泉は炭酸泉で以下のような効能があります。
炭酸ガスが皮膚から吸収されると毛細血管が開き血液の循環が改善され血圧が下がります。また疼痛(とうつう)物質や老廃物を効率よく排除し新陳代謝が活発化します。そして自律神経へ直接作用することにより(脈拍数の減少など)リラックス効果が得られます。
引用元:武甲温泉ホームページ
こじんまりとした露天風呂もあってこちらは単純硫黄温泉です。
施設内には食事処と売店もあります。
キャンプで自炊するのが面倒なときはこちらの食事処を利用するのもありですね。
売店で取り扱っているのはキャンプ用品というよりも土産物が中心でした。
薪は700円で販売されていました。
魅力② アクセスのよさ
キャンプ場は最寄り駅の横瀬駅から徒歩8分の場所にあります。
これだけ駅から近ければ車やバイクがなくても気軽に電車で訪れることができます。
キャンプ場が街の中心部からそれほど離れていないのでスーパーのヤオコーや100円ショップのダイソーも気軽に行ける距離にあります。
筆者はダイソーでバーベキュー用の焼き網を購入しました。
ダイソーにはスキレット、ジャグ、シェラカップ、折りたたみ椅子、固形燃料、五徳、風防など、テントや寝袋を除けば、一通りのキャンプグッズが揃うのでとても便利でした。
魅力③ ゴミ捨てOK
私にはキャンプ場を選ぶ際に2つの条件があります。
その一つがゴミ捨ての可否です。
バイクの積載量は限られているため荷物はなるべく軽量コンパクトにするのがバイク乗りキャンパーの宿命です。
キャンプ場でゴミが捨てられると持って帰る荷物が減らせるので助かります。
その点で武甲キャンプ場はゴミ捨てが可能なのでありがたかったです。
ただし捨てる際は燃えるゴミ、生ゴミ、びん・カンに分けて指定場所に捨てるようにしましょう。
魅力④ 11時のチェックイン
私のキャンプ場選びのもう一つの条件は午前中のチェックインです。
その理由は日が暮れるまでの時間に余裕を持ちたいからです。
ソロの場合はテントやタープの設営、買い出し、食事の支度、後片付け、撤収作業などはすべて一人で行わなければいけません。
これらの作業はできるだけ日が昇っている明るいうちにすませたいというのが筆者の考えです。
季節にもよりますが午後のチェックインではすぐに日が落ちてしまうため、午前中にチェックインできるキャンプ場はとても魅力的です。
チェックイン時間は早ければ早いほどよいというのが筆者の考えです。
その点で武甲キャンプ場は11時チェックイン開始なのでありがたいです。
武甲キャンプ場の注意点
注意① ゴミが点在
河原サイトには木炭の空箱やたき火をした後の炭と灰、川にはビニール袋のゴミなどがいくつか落ちていました。
これはキャンプ場というよりも利用者のマナーの悪さが原因です。
後から訪れた人が気持ちよく利用できるようルールやマナーを守ったうえでキャンプ場を利用したいものです。
注意② 車の騒音
前述した通りキャンプ場は街の中心部から近い場所にあります。
それはつまり車の交通量もそれなりにあるということです。
昼間はそれほど気になりませんが夜になって辺りが静かになるとトラックやバイクの走行音が気になりました。
注意③ 痛々しい武甲山
武甲キャンプ場の河原サイトからは武甲山がよく見えます。
武甲山は標高が1,304mあり日本二百名山にも指定された山です。
そんな秩父を代表する山では石灰岩の採掘が行われています。
その姿は採掘によって削り取られたせいなのか山肌が露出して痛々しさを感じます。
武甲山は武甲キャンプ場にとってのシンボル的な存在のように思えます。
ふもとっぱらの富士山や洪庵キャンプ場の本栖湖のようなものですね。
そのシンボルが痛々しい姿を見せていることが残念でなりません。
まとめ
魅力② アクセスのよさ
魅力③ ゴミ捨てOK
魅力④ 11時チェックイン
注意① ゴミが点在
注意② 車の騒音
注意③ 痛々しい武甲山
魅力として4点を紹介しましたがその他にもペットとの同伴が可能であることや川遊びができることも魅力の一つです。
武甲キャンプ場はソロはもちろん家族や仲間と来ても十分に楽しめるキャンプ場です。
(上段左)林間の区画サイト
(上段中)河原の区画サイト
(上段右)キャンプ場と温泉施設の間に1ヵ所ある水場
(下段左)想像以上に透明度が高かった横瀬川
(下段中)昼食の蒸し餃子。美味
(下段右)夕食のステーキ。超絶美味
〒368-0072 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬4606-3
西武鉄道・横瀬駅より徒歩8分
http://www.buko-camp.com/
武甲温泉
http://www.buko-onsen.co.jp/
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