投資信託は初心者におすすめ【準備編#5】

投資を始める前に【準備編】

投資信託は初心者におすすめ

今回のブログは投資信託と呼ばれる投資商品がテーマです。

初心者が抑えるべき5つの投資商品【準備編#4】では安全資産には債券、リスク運用資産には株式で運用することをお伝えしました。

初心者が抑えるべき5つの投資商品【準備編#4】
今回は金融商品の種類と特徴について紹介します。安全資産とリスク運用資産の目的にあった金融商品を選ぶためにも、はじめにその種類と特徴を理解しましょう。

ただ債券や株式といっても最初は何を買えばいいのか分かりませんよね。

そこで登場するのが投資初心者におすすめの投資信託です。

 

投資信託とは?

ここからの専門的な内容は書籍『本当の自由を手に入れる お金の大学』(著者:両@リベ大学長)から引用させていただきました。

 

生活・仕事・老後のお金の不安を減らし、自由に生きるためのノウハウがぎっしり! 累計再生数4億回超! チャンネル登録者数191万人! 日本一わかりやすいお金の教養チャンネル「リベ大」の誰も言わないけど、やれば人生が変わる『お金の勉強』超実践型バイブル!(出版社:朝日新聞出版/著者:両@リベ大学長)

 

書籍では投資信託を以下のように説明しています。

たくさんの投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が代わりに投資・運用する商品
引用元:本当の自由を手に入れる お金の大学(朝日新聞出版)

ちなみに投資信託はファンドと呼ばれることもあります。

ファンドとは多数の投資家から集められた資金を一つにまとめて基金にして収益を還元する仕組みのことです。

つまり投資信託はファンドの一種であると言えます。

この投資信託が初心者におすすめな理由として書籍では以下の4つを挙げています。

①運用会社(プロ)が運用してくれる
②透明性が高い
③少額から投資できる
④分散投資でリスクヘッジできる
引用元:本当の自由を手に入れる お金の大学(朝日新聞出版)

リスクヘッジとは相場変動に対する損失を防ぐために事前に対策をすることです。

分散投資のリスクヘッジとは一つの銘柄だけでなく複数の銘柄に投資することでリスクを分散させて損失を防ぐという意味です。

資産配分を適切に行うための2つの手順【準備編#3】のブログでふれたカゴに盛った卵の話を思い出してもらえるとわかりやすいと思います。

資産配分を適切に行うための2つの手順【準備編#3】
今回のテーマは、投資を行う際の資産配分についてご紹介します。 なお、専門的な内容については、山崎元先生の書籍『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』から引用させていただいています。

 

投資信託の注意点

投資信託には注意点もあります。

①運用手数料が発生する
②元本保証の金融商品ではない
引用元:本当の自由を手に入れる お金の大学(朝日新聞出版)

運用のプロに任せるからには手数料が発生します。

相場変動によって損失が出る場合もあるので元本保証ではありません。

逆を言えば元本保証や高利回りの配当を謳った商品には気をつけるよう書籍では注意を促しています。  

 

どんなファンドを選べばいいの?

書籍では圧倒的にインデックスファンドをおすすめすると強く推しています。

インデックス投資とは日経平均、TOPIX(東証株価指数)、S&P500、ダウ平均のような『指数』と同じ値動きを目指す投資方法のことです。

指数は取引所全体や特定の銘柄群の値動きを表すもののことです。

たとえば日経平均の値動きを見れば、日本の有名企業225社の株価が全体としてどう動いたかがわかります。
引用元:本当の自由を手に入れる お金の大学(朝日新聞出版)

この運用を個人でやろうとすると大変なので手数料を払う代わりにプロにまとめてもらうのです。

また日経平均225社のうち1社が倒産したとしても日経平均全体として大きな影響はありません。

これが分散投資のリスクヘッジというわけです。

 

おすすめのインデックスファンド

書籍ではS&P500という指数に連動したインデックスファンドをおすすめしています。

S&P500はアメリカで時価総額の大きい主要500社の株価を元に算出される『株価指数』です。TOPIX(東証株価指数)のアメリカ版といったイメージです。

S&P500は過去を振り返ると15年以上保有したらほぼ100%の確率でプラス収益になっています。もちろん未来もそうなる保証はありませんが長い歴史から優秀さが垣間見えます。
引用元:本当の自由を手に入れる お金の大学(朝日新聞出版)

将来に備えた資産を買うのなら安定して右肩上がりの資産を買わないと不安が残りますよね。

その点でアメリカが発展途上国並みに人口増加していることや金融法政がしっかりしていて株主重視の国であることなどを挙げて、これからもS&P500は上がっていくだろうと著者は予想しています。

ちなみに著者の両学長はS&P500に連動した投資信託の中では以下をおすすめしていますので参考にしてみてください。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・S&P500指数に連動
・買付時の手数料は無料
・信託報酬(=運用コスト)は年0.0968%(税込み)←超低コスト!
・NISAとつみたてNISAに対応
引用元:本当の自由を手に入れる お金の大学(朝日新聞出版)

 

お金に働いてもらうことを実感

書籍『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(著者 山崎元)でもインデックス型の投資信託を「素人が手を出すべき金融商品」としてすすめています。

 

お金のド素人が、東大卒、外資系証券や保険など金融数社を渡り歩いた「お金のプロ」山崎元に『お金の増やし方』を聞いてきました。「お金は銀行に預けてるだけ」「お金は増やしたいが、難しいことはわからない」そんな人は必読です!(出版社:文響社/著者:山崎元)

 

金融商品の中でもかなり堅実で手間も掛からないというのがその理由です。

堅実というのは分散投資でリスクヘッジされているということです。

手間が掛からないのは運用のプロに任せているからです。

そしてやはり販売手数料と運用管理手数料(信託報酬)の安いものを選ぶとよいとも述べています。

両学長も山崎さんも投資信託であればインデックスファンドをすすめていますし、インデックスファンドであれば手数料と信託報酬の安い商品を選ばれています。

筆者もお二方のご意見を取り入れてインデックスファンドで資産運用を行っていますので参考までに紹介します。

安全資産
iシェアーズ コア 米国総合債券市場ETF(AGG)
リスク運用資産
①SBI・バンガード・S&P500
②SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)

ETF(Exchange Traded Fund)とは上場投資信託のことです。

投資信託の一種ですが株式と同様に証券会社を通じて手軽に売買注文を出すことができます。

AGGとSPYDはETF、SBI・バンガード・S&P500は投資信託になります。

いずれも米国の株価指数に連動したインデックス型の投資商品です。

経費率はAGGが0.03%、SPYDが0.07%、SBI・バンガード・S&P500は0.098%程度(税込)の信託報酬です。

いずれも維持費としては安い部類に入ります。

 

インデックスファンドは初心者向けと言われるだけあってほとんど手間が掛かりません。

買ったら基本的にはほったらかしです(笑)

筆者は買ったことをしばらく忘れていてあるときふと思い出して証券口座を見てみました。

すると買ったときよりだいぶお金が増えていて驚いたことを今でもよく覚えています。

書籍「金持ち父さん貧乏父さん」で知ったお金に働いてもらうという感覚がようやく実感として伝わってきた瞬間でした。

『金持ち父さん 貧乏父さん』400万部超のベストセラーに学ぶお金の哲学(前編)
今回は、書籍『改訂版 金持ち父さん、貧乏父さん ~アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学~』についてご紹介します。

お金に無頓着な自分のままだったらこの感動は一生感じることはできなかったと思います。

 

生活・仕事・老後のお金の不安を減らし、自由に生きるためのノウハウがぎっしり! 累計再生数4億回超! チャンネル登録者数191万人! 日本一わかりやすいお金の教養チャンネル「リベ大」の誰も言わないけど、やれば人生が変わる『お金の勉強』超実践型バイブル!(出版社:朝日新聞出版/著者:両@リベ大学長)
引用書籍:『本当の自由を手に入れる お金の大学』(朝日新聞出版)
著者:両@リベ大学長
高校在学時に起業。当時高価だったためパソコンが買えずに自分で組み立て、独学でパソコンの本を読み漁り、知識を学ぶ。10代で年間1億以上を稼いだが、数々の失敗も経験し、学校では教えてくれない本当の社会の仕組みを知ることになる。現在はリベラルアーツ大学を通じて『自分の力で今よりも自由になる』人を増やそうと奮闘中。 30代 / リベラルアーツ大学学長・会社経営・投資家 / 男性

 

お金のド素人が、東大卒、外資系証券や保険など金融数社を渡り歩いた「お金のプロ」山崎元に『お金の増やし方』を聞いてきました。「お金は銀行に預けてるだけ」「お金は増やしたいが、難しいことはわからない」そんな人は必読です!(出版社:文響社/著者:山崎元)
引用書籍:『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(文響社) 著者:山崎元 楽天証券経済研究所 客員研究員 1958年、北海道生まれ。
東京大学経済学部卒業。三菱商事→野村投信→住友生命→同信託→シュローダー投信→バーラ→メリルリンチ証券→パリバ証券→山一證券→DKA→明治生命→UFJ総研と12回の転職を経て2005年より現職。
投資を始める前に【準備編】
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